「ユーザーは自らを守れ」と言われても……

5Gプロトコルに深刻な脆弱性、端末の追跡、通信の窃視・切断も可能

5Gプロトコルに11件の脆弱性があることが判明した。悪用されると何が起こるのか? 想定される最悪の事態とは何か。

 米国のパデュー大学とアイオワ大学の研究者チームが、5Gモバイルネットワークプロトコルに潜む11件の新たな脆弱(ぜいじゃく)性を公表した。これらの脆弱性が悪用されると、企業や個人のセキュリティが侵害される恐れがある。

 新たな脆弱性は、4Gネットワークと5Gネットワークの実用的知識とソフトウェア定義の安価な無線機さえあれば簡単に悪用できると指摘されている。これらの脆弱性を悪用するとさまざまなことが可能になる。例えば、ユーザーのアップリンクとダウンリンクのデータ伝送を監視できる。ユーザーの居場所を追跡することも可能だ。ユーザーをネットワークから完全に切り離すことも、切断と再接続を繰り返して端末のバッテリーを消耗させることもできる。

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Alex Scroxton
Alex Scroxton

米TechTargetの電子週刊誌『Computer Weekly』でセキュリティ分野の記事編集を手掛ける。同社の電子月刊誌『MicroScope』で記者を務めた後、2014年5月からComputer Weeklyの編集に従事。2003年、サセックス大学(University of Sussex)で社会人類学の学士号を取得している。

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