「サーバ」の歴史を振り返る【前編】

1990年に誕生した「世界初のWebサーバ」とは?

いまだ進化を続ける「サーバ」。その起源は、1990年に誕生した「世界最初のWebサーバ」にさかのぼる。サーバはどのようにして登場したのか。

 「サーバ」の起源を考えたことはあるだろうか。いまや数え切れない数のサーバが世界中に存在し、データセンターや企業のオフィスで稼働している。サーバの歴史をたどると、サーバ自体が極めて急速な進化を遂げたことや、ITの進化にどのような役割を果たしてきたかが分かる。

 一般的にサーバは、別のソフトウェアやコンピュータにサービスを提供するソフトウェアやコンピュータのことを指す。サービスを受ける側のソフトウェアやコンピュータは「クライアント」と呼ばれる。ハードウェアのリソースをクライアントと共有したり、異なるクライアント間でファイルを送受信する仲介をしたりと、サーバはさまざまなタスクを実行する。

 プロセッサ、メモリ、ストレージが、サーバのハードウェアを構成する基本的なコンポーネントだ。だが、これだけでは一般的なコンピュータとサーバの違いは分からない。サーバをその他のコンピュータから切り分けているのは、ハードウェアではなく提供するサービスの種類だ。

 現在はさまざまな種類のサーバが存在する。例えば下記のようなサーバがある。

  • アプリケーションサーバ
  • プロキシサーバ
  • ファイルサーバ
  • ネットワークポリシーサーバ
  • 仮想サーバ

 サーバの歴史は、1990年に世界初のWebサーバが発明されたところに始まる。

1990年:世界初の「Webサーバ」誕生

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