Kubernetes創始者ジョー・ベダ氏インタビュー【後編】

Kubernetesエコシステムのゴールとは何か?

複数のKubernetesディストリビューターが競争し、コミュニティーが発展し、Kubernetes用の多数のツールが生まれている。ジョー・ベダ氏が考えるエコシステムの理想型とは。

 前編「VMwareは『Tanzu』でユーザーをロックインしようとしているのか?」では、TanzuでKubernetesに独自機能を付加するVMwareの思惑をジョー・ベダ氏に聞いた。続けてエコシステムの発展とゴールについて同氏に尋ねた。

――オープンソースコミュニティーとディストリビューターが開発している機能はたくさんあります。Kubernetesにとって優先度が高いのは何ですか。

ベダ氏:VMwareの目標はKubernetesを意識する必要のないものにすることだ。コミュニティーの立場に立ってもその目標は変わらない。優れたインフラは目には見えないものだ。

 コミュニティーが取り組んでいる分野は拡張性に関係するものが多い。プロジェクトの初期、コミュニティーはKubernetesのコアに組み込む機能を増やそうとしていた。その後、コアプロジェクトに関与しなくてもKubernetesを拡張できるようにすることに重点を移し始めた。

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