IT投資ロードマップの見直しに効く3ステップ【前編】
「IT投資ロードマップ再検討」に失敗しないための“最初の一歩”
ビジネスリーダーはIT投資ロードマップを再評価して、現在の成長状況と一致しているかどうかを確認する必要がある。その手始めとして、何から始めればよいのか。
ITの進化は早く、トレンドを追うことは簡単ではない。さらにビジネスリーダーは今、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)がもたらした環境変化への対処という予期せぬ、喫緊の課題に直面している。
ビジネスリーダーは、ビジネスの状況が過去どのように変化したかを見極め、組織を再評価して、対処すべき問題があるかどうかを判断する。これを基に会社の事業計画に利益をもたす方法を検討するだろう。
現在の状況でも、より戦略的なIT投資ロードマップを策定するにはどうすればよいか。必要な3つのステップを紹介する。
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ステップ1.部門の枠を超える
ビジネスリーダーは、現場のニーズをくみ、その実現をめざす合理的で戦略的なIT投資ロードマップを作成しなければならない。それには「アジャイル」というアプローチを使い、部門の枠を超えてニーズを満たす方法を考える必要がある。具体的には基幹業務を担当する各部門のリーダーを集めてグループを作り、ニーズについて話し合うことで実現できる。
部門リーダーを集めたグループが目指す目的は以下の4つだ。
- 現在の課題と今後の目標を考慮した、全社的で戦略的な決定を下す
- 組織を横断した“信頼できる情報源”になる
- 収益に影響を与えるアイデアを醸成する
- 新しい取り組みや戦略を展開する際に、健全な実行部隊として機能する
部門リーダーを集めたグループは定期的に会合を持つ。COVID-19が収束した後も活動を続ける必要があるだろう。続けることで、過去の決断の有効性を評価し、進化する市場に合う新しいビジネスモデルを作り続けることができる。
後編は、3つのステップのうち残る2つを紹介する。
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