Amazon.comは電子書籍サービス「Kindle」の市場投入や「Audible」の買収を経て、書籍の出版や購入、読書の方法を変えた。長期的な目で見ると、さらに大きな影響を及ぼし得るサービスがあるという。それは何なのか。
ジェフ・ベゾス氏が1995年にオンライン書店としてAmazon.comを創業してから約25年になる。同社はその絶大なパワーにより、書籍の購入方法や読書の方法だけでなく、出版の方法も変えてきた。同社が出版の分野で、今後も市場支配力とデータ主導の意思決定を活用し続けることで、さらに多くの変化が起こると出版の専門家は予測する。
Amazon.comが実施してきた全ての試みが成功しているわけではない。ただし出版業界における流通全体を大きく変えた取り組みもある。同社の取り組みをきっかけに起きた、出版業界の顕著な変化をまとめた。
2007年発売の電子書籍リーダー「Kindle」が人気を集めたことで始まった、デジタル読書革命が1つ目の変化だ。調査機関Pew Research Centerによると、2019年には、過去1年間に米国成人の約25%が電子書籍を読んでいた。
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