「SD-WAN」の基本から活用例まで【第1回】

「SD-WAN」の基本の基 WAN仮想化の全体像をざっくりとつかむ

テレワークの導入、クラウドサービスの利用拡大、IoTのような新たなアプリケーションの構築など、ネットワークの変更や調達が必要になる要素が多くなってきた。こうした中で「SD-WAN」が役立つ理由とは何か。

 企業のネットワーク分野において重要なキーワードの一つになったのが「SD-WAN」(ソフトウェア定義WAN)だ。SD-WANは機能や用途が多彩であるため、漠然とその重要性を認識してはいても、全体像がつかみにくいと感じている人もいるのではないだろうか。

 SD-WANはさまざまな企業にメリットをもたらす。例えば「Microsoft 365」(Office 365)や「Amazon Web Services」(AWS)をはじめとするクラウドサービスへの接続が社内で増えている企業だ。IoT(モノのインターネット)アプリケーションを構築する企業もSD-WANを生かせる。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を受けてテレワークが急速に普及した。これもSD-WANを必要とする企業を増やす要因になると考えられる。この点では、SD-WANは「セキュアWebゲートウェイ」(SWG)や「CASB」(Cloud Access Security Broker)といったセキュリティのクラウドサービスと組み合わせるネットワークになる。

 今後、より多くの企業にとってSD-WANが欠かせないネットワークになる可能性がある。それはなぜなのか。アイ・ティ・アール(ITR)のプリンシパル・アナリストを務める甲元宏明氏の解説を基に、SD-WANの基本や動向を紹介する。

いまさら聞けない「SD-WAN」の基本的な仕組み

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「SD-WAN」の基本から活用例まで

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