AWSとAzure、GCPの「無料枠」を活用する【前編】

無料でAWS、Azure、GCPが使えるクラウド2大「無料枠」とは? 利用条件は

クラウドサービスの利用料金は安くない。自社に合わないクラウドサービスを使って失敗するのを防ぐためにも「利用前に試す」ことが重要になる。その際に役立つのが「無料枠」の存在だ。どのような無料枠があるのか。

 プログラミング言語やOSなど、アプリケーションを開発するときに選択すべき事柄は無数にある。最初にする選択が、プロジェクトの成長やスケーラビリティに後々まで影響する。中でも重要度の高い項目の一つが、どのクラウドサービスを利用するかだ。

 各クラウドベンダーは自社のクラウドサービスの強みを主張する。しかし各社のクラウドサービスの安定性や可用性、提供サービスの種類は、ある水準まではそこまで変わらない。

 企業は、最初から1社のベンダーと長期的な取引関係を構築しようとする傾向がある。これは昔からのIT製品調達と同様だ。適切なクラウドサービスを選ぶには、これとは異なるアプローチが必要になる。

 「長期にわたって自社のニーズを最も満たすクラウドサービス」なのかどうかを、企業はどう判断すればよいのか。その判断をするには、各クラウドサービスを試す必要がある。

 当然のことながら無計画にサービスを試すと、たちまちコストがかさむ。企業は無料枠を利用して、各クラウドサービスの特徴や機能を理解できる。

無料枠の提供形態は主に2種類

 幾つかのクラウドベンダーは無料枠を提供している。気前の良いベンダーもあれば、それほどでもないベンダーもある。こうした無料枠は通常、新規ユーザー向けと全てのユーザー向けに分かれる。以下に無料枠の主な提供形態を説明する。

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