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マルウェア「TrickBot」関連でラトビア国籍の女性が逮捕 プログラミングを担当
ランサムウェア攻撃にも使われるマルウェア「TrickBot」の攻撃に関わったとして、ラトビア国籍の女性が起訴された。どのような攻撃活動に関わっていたのか。
米司法省(DOJ)は2021年6月4日(現地時間、以下同じ)、ランサムウェア(身代金要求型マルウェア)攻撃にも使用されるマルウェア「TrickBot」に関与した人物を起訴したことを公表した。
起訴されたのは、別名Maxとして知られるアラ・ウィッテ被告。TrickBotの開発とTrickBotを使ったサイバー攻撃に関与した疑いで起訴された。DOJによると、ウィッテ被告は55歳のラトビア国籍の女性。2021年2月6日にマイアミで逮捕されていた。
TrickBot開発者「ウィッテ被告」は何をしたのか
ウィッテ被告はTrickBotの開発と、TrickBotを使ったサイバー攻撃、ランサムウェア攻撃などに関与していた。公開された起訴状によれば、ウィッテ被告はTrickBotの攻撃者グループの開発者だ。TrickBot利用者の監視と追跡ができるコードのプログラミング、ランサムウェア攻撃の管理と実行、身代金の受け取り、TrickBotによって盗み出された情報を保存するための仕組み作りなどを統括していた。
TrickBotはもともと、2014年に銀行口座を狙ったトロイの木馬型のマルウェア「Dyre」として検出された。その後、TrickBotの攻撃者グループによってマルウェアの配布やbotネット(マルウェアに感染したエンドポイントが構成するネットワーク)、ランサムウェア攻撃といった領域でも使用されるようになった。TrickBotの攻撃者グループは主に東欧を拠点として活発に活動し、数百万台のコンピュータをTrickBotに感染させた。
セキュリティベンダーCheck Point Software Technologiesによると、TrickBotは2020年に4番目に流行したマルウェアだった。
ウィッテ被告は下記の攻撃活動に関わった。
- 8件のなりすまし詐欺
- 8件の銀行詐欺
- コンピュータ詐欺となりすまし詐欺の共謀
- マネーロンダリング(資金洗浄)の共謀
- 金融機関に影響を与える電信詐欺と銀行詐欺の共謀
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