前編「医療機関を狙うランサムウェアが急増、『TrickBot』と『Ryuk』の脅威」、中編「病院はランサムウェアとの戦いに備えるべし 専門家推奨の『重要な対策』とは」の通り、米連邦政府機関が発表したサイバーセキュリティ勧告を受けて、米国のさまざまな医療機関が身代金要求型マルウェア(ランサムウェア)に対する「戦闘準備」を開始した。重要なパッチを適用し、スタッフにランサムウェア攻撃の脅威を通達し、侵害の兆候についてシステムの精査を済ませたら、最高情報責任者(CIO)は未来に備えて何をすべきだろうか。
サイバーセキュリティの専門家は「まずやるべきことは、侵害を受けた場合に医療機関の運営を継続する計画を確認することだ」と口をそろえる。
「バックアップとダウンタイムの計画を試験運用して、計画を実行に移す必要が生じた場合の備えができていることを確認してほしい」と、医療業界向けサイバーセキュリティ企業Fortified Health SecurityでCEOを務めるダン・L・ダドソン氏は話す。ダドソン氏によると、最優先で確認すべきなのは、必要な臨床ケアを提供できることだ。インシデント対応計画を確認し、準備中のサイバー保険のインシデント対応ポリシーの要件も再確認するとよいと同氏は指摘する。
コロナ禍における「ご自愛消費」の現状――スナックミー調査
「ご自愛消費」として最も多いのは「スイーツやおやつ」で全体の68%。その他、ランチ38...
正月三が日のテレビ視聴は過去10年間で最高値――ビデオリサーチ調査
正月三が日の総世帯視聴率(HUT)は過去10年で最高値となり、年末年始のテレビ視聴は例年...
KOLやKOCによる口コミを創出するために必要なこと
中国向けにマーケティングを行う上で重要なのが口コミである。口コミには友人・知人間で...