2020年12月28日 05時00分 公開
特集/連載

病院がコロナ対策の次に「ランサムウェア」対策を真剣に考えるべき理由医療機関を狙うランサムウェアの脅威と対策【前編】

米国連邦政府の各機関は、今後ランサムウェア攻撃が急増する懸念があると、医療機関のCIOに警鐘を鳴らしている。サイバーセキュリティ専門家が予想する脅威とは。

[Makenzie Holland, Nicole Laskowski,TechTarget]

 2020年10月下旬、米連邦捜査局(FBI)、米保健社会福祉省(HHS)、米国土安全保障省(DHS)の国家保護・プログラム総局(CISA)は、サイバー犯罪脅威の増加と差し迫った危険性を医療機関に警告するサイバーセキュリティ勧告を共同で発表した。この勧告は医療機関の最高情報責任者(CIO)に厳戒態勢を求めるだけでなく、戦闘準備を命じるような内容になっている。

新型コロナの次に対処すべき危機

 これらの連邦政府機関は確かな情報に基づいて、身代金要求型マルウェア(ランサムウェア)の攻撃が急増する危険が差し迫っていることを示唆している。400カ所以上の医療機関がランサムウェア攻撃の標的になる恐れがあり、その攻撃は既に始まっているという臆測も飛び交っている。サイバーセキュリティ勧告の発表後、オレゴン州にあるSky Lakes Medical Centerやニューヨーク州にあるSt. Lawrence Health Systemが運営する医療機関がランサムウェア攻撃を受けたと報告している。ただし、これらの被害報告とサイバーセキュリティ勧告の関連性は定かではない。

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