2018年10月29日 05時00分 公開
特集/連載

医療の標準規格「FHIR」普及に向けAmazon、Microsoft、Googleなど大手6社が共同声明医療業界はクラウド利用に期待と懐疑の目

Amazon、Microsoft、Google、IBM、Oracle、Salesforce.comという大手テクノロジー企業6社が、医療情報の相互運用性の取り組みを支援する共同声明を発表した。これは相互運用性を確立する後押しになるかもしれないが、全く役に立たない可能性もある。

[Valerie Silverthorne,TechTarget]
画像

 国際HL7協会(Health Level Seven International)が策定した、医療情報の共有を目的とした標準仕様である「FHIR」(迅速な医療情報相互運用のためのリソース:Fast Healthcare Interoperability Resources)をベースにしたAPI「Blue Button 2.0」に関するカンファレンスが2018年8月13日にホワイトハウスで開催され、大手テクノロジー企業6社が共同声明に署名した。その声明で、6社は特にクラウドとAI(人工知能)技術に重点を置き、医療分野における相互運用性を実現することに合意した。

 共同声明に署名したのはAmazon、Microsoft、Google、IBM、Oracle、Salesforce.comだ。Blue Button 2.0のような業界標準として確立しているAPIを使用し、摩擦のない相互運用性を実現するという目標を定めた。Blue Button 2.0は、メディケア(高齢者と体が不自由な人を対象とした米国の公的医療保険制度)向けのAPIだ。

 6社はあらゆる医療関係者を巻き込み、妥協せずに継続的な対話を目指すことを示した。医療関係者には保険者から患者、アプリケーション開発者までを含む。

FHIR標準の推進

ITmedia マーケティング新着記事

news154.jpg

孫消費急減、女性のLINE利用増――ソニー生命「シニアの生活意識調査2020」
毎年恒例の「シニアの生活意識調査」。2020年のシニアの傾向はどうなっているでしょう。

news137.jpg

米大統領選を巡る「アプリ対決」のゆくえ 「Trump 2020」 vs. 「Vote Joe」と「TikTok」 vs. 「Triller」
米国では2020年月の大統領選挙を前に選挙戦がますます活発化しています。関連するアプリ...

news143.jpg

店舗の滞在時間が減少、「20分未満」が約1.5倍に――凸版印刷とONE COMPATHが5万人買い物調査
電子チラシ「Shufoo!」を利用する全国の男女5万人を対象に実施した買い物に関する意識調...