ロイヤル・オペラ・ハウスの事例に学ぶ「クラウドじゃない」選択肢の価値【前編】

あの名門歌劇場がクラウド全面移行をやめて「HCI」を選んだ“なるほどの理由”

英国のロイヤル・オペラ・ハウスはクラウドサービスへのシステム移行を検討していたが、ある理由で「ハイパーコンバージドインフラ」(HCI)の採用を決定した。その理由は何か。HCI採用に至った経緯を追った。

 ロンドンの歌劇場、ロイヤル・オペラ・ハウス(ROH:Royal Opera House)はサーバやストレージ、仮想化ソフトウェアを共通の筐体に収めた、Nutanixの「ハイパーコンバージドインフラ」(HCI)製品を導入した。以前はDellのiSCSIストレージアレイ「Dell EqualLogic」を中心としたシステムを構築していたが、老朽化に伴い刷新を検討。NutanixのHCI製品にRubrikのバックアップ・災害復旧(DR)製品を組み合わせたシステムへの移行によって、運用コストを抑えた。

 ロンドン中心部に位置するROHは年間、400回以上の公演を開く。主にオンラインのチケット販売で収益を得ており、安定したシステム稼働をビジネス上の重要な課題として認識している。万が一システムに不具合が生じた場合に目指している復旧時間は5分だ。

“クラウド全面移行”を白紙にして「HCI」を選んだ“なるほどの理由”

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