ハイパーコンバージドインフラ(HCI)で知られるNutanixが、専業ベンダーの買収を経て提供を始めたDaaSが「Xi Frame」だ。その機能と特徴、課題を整理する。
NutanixはDaaS(Desktop as a Service)ベンダーのMainframe2(Frameの名称で事業展開)を買収し、DaaS市場に参入した。買収後、Frameの同名DaaSに幾つかの機能を追加し、より実用性を高めて企業向けDaaS「Xi Frame」として提供している。
Xi Frameを他ベンダーのDaaSと比べるのは、IT担当者にとっては困難な作業となる可能性がある。ただしDaaSを選定するときには、各DaaSの機能や他サービスとの連携性、強みを理解しておくことが欠かせない。前後編にわたりXi Frameと、他ベンダーのDaaSのうちCitrix Systemsの「Citrix Managed Desktops」を比較する。
NutanixがFrameを買収する前、FrameはDaaSの先駆けとなる企業の一社だった。Frameの買収後、NutanixはXi Frameの提供を開始した。Xi Flameの中核システムは「Microsoft Azure」や「Amazon Web Services」(AWS)といったクラウドサービス群のIaaS(Infrastructure as a Service)で動かすことも、プライベートクラウドとパブリッククラウドを組み合わせたハイブリッドクラウドで動かすこともできる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...