「NoSQL」が存在する理由と、無視できない“欠点”とは?「NewSQL」とは何か【中編】

RDBMSではないDBMS「NoSQL」は、高いスケーラビリティが特徴だ。NoSQLの基本的な仕組みと、NoSQLが抱える課題を解説する。

2020年12月16日 05時00分 公開
[Chris FootTechTarget]

関連キーワード

NoSQL | SQL | データベース


 リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)と、それ以外のデータベース管理システム(DBMS)である「NoSQL」両方のメリットを生かしたDBMSとして「NewSQL」が台頭しつつある。その特性は、前編「いまさら聞けない『ACID特性』『オンライントランザクション処理』(OLTP)の基礎」で解説した通りだ。中編はNewSQLの土台となるNoSQLを取り上げ、そのメリットとデメリットを説明する。

NoSQLの存在意義と“無視できない課題”

 NoSQL誕生の背景には、スケーラビリティと可用性を維持し、データを分散化させ、非構造化データを格納することが可能なDBMSを求める声があった。初期のNoSQL製品は、こうしたニーズを満すように設計されていた。

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...