KVMがタイプ1とタイプ2のどちらのハイパーバイザーなのかで議論が割れている。一方で、そもそもハイパーバイザーの導入の決め手は、タイプ論争にないという意見もある。
KVM(Kernel-based Virtual Machine)は不当な評価を受けており、その主な原因はKVMがタイプ1とタイプ2のどちらのハイパーバイザーなのかについての誤解だ──。米IBMのチーフ仮想化アーキテクト、マイケル・デイ氏はそう述べている。
昔からある論争だが、サーバ仮想化ハイパーバイザーのタイプ1とタイプ2の違いが依然として議論を呼んでおり、特にKVMが議論の的になっている。どちらのカテゴリーにもすっきり収まらないからだ。
「人々はKVMのパフォーマンスとセキュリティについて、KVMがタイプ1であるか、タイプ2であるかの認識に基づいて結論を導き出している」とデイ氏は語った。同氏は4月に開催されたLinux Foundation Collaboration Summitで、KVMに関する俗説についてのプレゼンテーションを行った。「IBMの一部の顧客は、KVMがタイプ2のハイパーバイザーとしてホストOS上で動作するため、『高いパフォーマンスを実現しにくい』という認識や『安全性が低い』という悪意ある見方が存在することを知り、これらを引き合いに出している」
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...