Web会議ツールを使う際は録画データのプライバシー問題に対処する必要がある。そのヒントとして、「Zoom」での録画データの扱い方と、録画することで恩恵を受けられるWeb会議の種類を紹介する。
Web会議ツール利用時は、Web会議の録画データの取り回しに注意しなければならない。会議出席者のプライバシーを保護する必要があるためだ。
Zoom Video Communicationsが提供するWeb会議ツール「Zoom」は、エンドユーザーがWeb会議を録画して、その録画データをローカルストレージやオンラインストレージに保存できる機能を持つ。エンドユーザーはWeb会議画面下部の「このコンピューターにレコーディング」または「クラウドにレコーディング」のいずれかを選択することで録画できる。
ローカルストレージに保存した録画データは、オンラインストレージや「YouTube」「Vimeo」のような動画ストリーミングサービス、コンテンツ管理システム(CMS)にアップロードすることも可能だ。 ただしローカルの録画データをZoomが提供するオンラインストレージにアップロードすることはできないため、Zoomのオンラインストレージに保存したい場合は初めから「クラウドにレコーディング」を指定しなければならない。
ローカルストレージにZoomでの録画データを保存する場合、録画データは専用フォルダに保存される。Zoomが提供するオンラインストレージに保存する場合は、Zoomのポータルサイトから録画データにアクセスできる。
Zoomは企業向け動画管理サービス「Panopto」と連携しており、エンドユーザーはZoomでの録画データをPanoptoにアップロードしてライブラリに追加できる。Panoptoには管理者がコンテンツを共有したり、動画データの保存ポリシーを徹底させたりするためのさまざまな機能がある。自動文字起こしを通じて動画の内容を検索できる。
どのWeb会議を録画すべきなのかを見定めるのは簡単ではない。もし会議が短時間で、基本的な事項に手早く言及することのみを目的としているのであれば、録画は不要だろう。一方で「多くの関係者が出席する会議を録画する価値は大きい。
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