医療機関で進む「データ活用」【前編】

「データドリブンな病院」はデータをこう活用している

質の高い医療の実現には、良質のデータが不可欠だ。より良いケアを患者に提供する上で、データはどのように役立つのか。医療グループのCommunity Health Networkの取り組みを基に検証する。

 医療の現場で、データは常に重要な役割を果たしてきた。医師や他の医療専門家は、患者の病状を改善するために医用画像や患者情報を分析し、医療文献を参照する。近年では電子カルテ(EMR:電子医療記録)やIoT(モノのインターネット)といった技術の活用が進み、医療はますますデジタル化しつつある。

 データを活用して事業を推進する「データドリブン」を徹底させている医療組織に、医療グループのCommunity Health Networkがある。同グループは社会的決定要因が健康に与える影響を考察するスクリーニング調査プログラムの一環として、データを活用している。

データ重視の医療グループが明かす「データ」の使い方

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Lisa Morgan
Lisa Morgan

技術ジャーナリスト。St Mary's college卒、Monterey College of Law法学博士号取得。ITの技術解説やそれらがビジネスや社会に与える影響について執筆や講演をしている。米国電気電子学会(IEEE)の「Global Initiative on Ethics of Autonomous and Intelligent Systems」(自律インテリジェントシステムの倫理に関するグローバルな取り組み)プログラムにおける委員も務めている。

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