パンデミックを乗り切るホテルチェーンのクラウド活用法【後編】

大手ホテルが脱オンプレミスに踏み切った、旅行業界ならではの“ある事情”

ホテルフランチャイズを営むChoice Hotelsは宿泊予約システムをはじめとした自社システムのクラウドサービスへの移行を進めている。その理由と、クラウドサービス移行で得られた効果とは。

 Choice Hotels Internationalは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を機に、Zoom Video Communicationsの「Zoom」とMicrosoftの「Microsoft Teams」といったコミュニケーション用アプリケーションを導入し、従業員のテレワークを可能にした。それに加えて、クラウドサービスに構築したマーケティングと宿泊予約のためのシステム「choiceEDGE」の活用も進めている。前編「『コンフォートイン』運営の大手ホテル会社が、テレワークのために入れたITとは」に続く本稿は、同社のクラウドサービス移行の取り組みを説明する。

 AWS をインフラとするchoiceEDGEは全世界からの接続を可能としており、Choice Hotelsの公式Webサイトで受け付けた予約や「Expedia」などの提携旅行予約サービスを通じた予約、ホテルのフロントで受け付けた予約を追跡する。こうしたさまざまな客室予約システムの間で相互のデータ共有を可能にすることで、顧客の予約を確保しやすくなり、パンデミック中でも各フランチャイズホテルの客室稼働率を向上させることができたという。

脱オンプレミスに踏み切った、旅行業界ならではの“あの事情”

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