SIEMかSOARか【後編】

導入すべきはSIEMかSOARか――企業の性質によって異なる判断基準

必ずしもSIEMとSOAR両方を導入しなければならないわけではない。企業の性質によって必要なツールは異なる。自社に必要なのはSIEMなのかSOARなのか。

 前編(SIEMとSOAR――何がどう違うのか、何ができるのか)では、SIEMとSOARの目的や機能、メリットなどの違いを基礎から解説した。後編では、SIEMを導入すべき企業、SOARを選択すべき企業の判断基準を紹介する。

デプロイする時機

 SOARは1/10/60チャレンジの答えなのだろうか。

 アプリケーションやネットワークの資産に限りのある企業や報告を受けることを主な目的とする企業は恐らくSIEMだけで十分だ。そう話すのはTurnkey Consultingのトム・バナブルズ氏(アプリケーションおよびサイバーセキュリティディレクター)だ。

 検知したイベントに基づく自動アクションを実装する必要がある企業、毎回同じ方法で実行しなければならない対応のプレイブックが求められる企業にとってはSOARの重要性が高まっているとバナブルズ氏は考える。あるPCが思いもしない場所にあるサーバ(通常のパターンとは異なるサーバ)との通信を突然開始した場合、SOARツールがあればその脅威の性質に応じてそのPCをシステムから分離したり、特定ポートでの通信を無効化したりできると同氏は言う。

印刷する
SNSでシェア

Computer Weekly日本語版

この連載の記事をもっと見る

この記事の著者

Cliff Saran
Cliff Saran

最先端の研究開発からシステム管理の課題、レガシーシステムの保守・運用まで、幅広い分野で記事を執筆。ブログ「Cliff Saran’s Enterprise blog」を更新し、激変するIT市場を独自の視点で分析している。

関連記事

こんなメディアも見られています

TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

無料会員登録
最新情報をいち早くチェック!

製品カタログや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます(メディアごとに文章は変更)

いますぐ無料会員登録

ベンダーコンテンツ PR

From Informa TechTarget

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

ホワイトペーパーランキング PR

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

TechTargetジャパン SNS

X @techtarget_itmをフォロー

インフォメーション

TechTargetジャパンをフォロー