「VM」のコストを算出する方法【第4回】

仮想マシン(VM)のコストが「1回見積もれば終わり」ではない理由

VMの稼働に必要なコストを算出する方法を理解したら、実際のコストを見積もってみるとよい。ただし見積もりをする場合には注意すべき点がある。それは何なのか。

 第1回「仮想マシン(VM)の『固定費』『変動費』とは? 総コスト見積もりの第一歩」と第2回「仮想マシン(VM)コストを左右する『メモリ』『プロセッサ』使用量の計算方法」、第3回「仮想マシン(VM)を1時間動かすために必要なメモリ、プロセッサのコストは?」で、仮想マシン(VM)の稼働に必要な物理サーバリソースの1時間当たりのコストの計算を試みた。第3回はハードウェアの基本コストと利用可能なリソースを基に、1時間当たりのコストを計算したにすぎない。ソフトウェアのライセンス料金やネットワーク接続料金など、コンピューティング以外の項目の月額コストも計算する必要がある。こうした要素についても同様に、年間コストや月次コスト、VM1台当たりの月次コストなどを計算する必要がある。

 以下の表2は、本連載が想定するインフラ(第1回参照)におけるコンピューティング以外の固定費を表す。本稿はVMの数を200個と仮定した。

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