「Discord」を襲う脅威【後編】

「Discord」攻撃から見える、「公開リポジトリ」が狙われやすくなった理由

「Discord」ユーザーを狙うマルウェアが見つかったことに際して、セキュリティ専門家はオープンソースソフトウェアのリポジトリを悪用する攻撃への注意を促している。その背景は。

 DevOps(開発と運用の統合)ツールベンダーJFrogは、ゲーマー向けボイスチャットツール「Discord」のユーザーを狙う17個の悪質なパッケージ(拡張機能群)を発見した。これらのパッケージは、「Node.js」用のパッケージ管理ツール「npm」のリポジトリ(保管場所)に存在していた。Node.jsは「JavaScript」のサーバサイド実行環境であり、オープンソースソフトウェアだ。Discordの運営元であるDiscord社をはじめ、さまざまな大企業が使っている。

なぜ公開リポジトリが“狙い目”なのか

 JFrogのセキュリティ研究者アンドレー・ポルコフニチェンコ氏とシャシャー・メナシュ氏は、攻撃者がリポジトリでマルウェアをホストするのは「現在のトレンドだ」と警告する。両氏は同社公式ブログのエントリ(記事)で以下のように解説する。

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