新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)に便乗して、コミュニケーションツールを悪用した攻撃が活発になっている。Cisco Systemsのセキュリティ研究機関Cisco Talosが2021年4月に公開した報告書によると、パンデミックが始まって以来、ゲーマー向けボイスチャットツールの「Discord」やビジネスチャットツールの「Slack」といったコミュニケーションツールを利用した攻撃が目立ち始めている。テレワークへの一斉切り替えと同時に、業務遂行のためにコミュニケーションツールへの依存度が高まったことを同報告書は背景に挙げる。
Cisco Talosは、パンデミックが続く中で、複数の攻撃者集団が新しい働き方に合わせて戦術や手口を変えたと推測する。目的はマルウェアの送り込み、情報窃取、標的デバイスの乗っ取りなどだ。攻撃者集団は以下のマルウェアを用いる。
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