AppleやMicrosoftも狙われる? OSS「偽ソースコード」による侵入の手口OSSは危険なのか【前編】

セキュリティ研究者が、オープンソースソフトウェアを悪用した侵入の手口を明らかにした。MicrosoftやAppleなどの大手IT企業にも、この手口による侵入のリスクがあるという。どのような手口なのか。

2021年05月18日 05時00分 公開
[Arielle WaldmanTechTarget]

 オープンソースソフトウェア(OSS)を悪用した攻撃は、想像以上に簡単に成功する可能性がある。セキュリティ研究者のアレックス・ビルサン氏は、オンラインメディア「Medium」への2021年2月10日(現地時間)の投稿で、新しい攻撃手法を発見したことを発表した。

気になる具体的な手口とは

 この攻撃は、「OSSは安全だ」という前提の下、セキュリティ対策をせずにOSSを利用する企業の社内システムを狙うものだ。攻撃者は、標的企業の社内にあるOSSを乗っ取る「スクワッティング」(不法占拠)によって、標的企業のシステムに有害なプログラムをダウンロードさせる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

From Informa TechTarget

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

ITmedia マーケティング新着記事

news017.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news027.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...