企業は、可能な限り早くアプリを市場投入したいと考える。ローコードプラットフォームは開発プロセスを加速させる。優れた機能や柔軟なカスタマイズ性を持つオープンソースのローコードプラットフォームも登場している。
最小限のコード記述による開発「ローコード開発」用ツールのうち、オープンソースの開発ツールについて次のような考えを持つ人もいるだろう。「不安定で実績もない、機能も不十分、専門家によるサポートも提供されない」――そう考えているならば、評価を見直すべきだ。
ローコード開発、あるいはコードを全く書かない「ノーコード開発」はソフトウェア製作の本質を大きく変えつつある。ローコード開発では、テンプレートやあらかじめビルドされたフォーム、オブジェクトを使用できるため、アプリの配信とデプロイのスピードを上げられる。コーディング量も減るので、アプリ開発者の人数が少なくて済む。
オープンソースのローコード開発プラットフォームは、プロプライエタリ製品に比べてアプリのカスタマイズや所有権設定の柔軟性が高いため、普及が進んでいる。最新のオープンソース製品では、ベンダーのサポート、専門家によるコンサルティング、トレーニングなどが利用可能だ。さらに特定ベンダーへのロックインを回避し、コミュニティー全体からサポートを受けることもできる。しかし市場には現在多くの選択肢があり、企業は目的に合った適切なプラットフォームを見つけることが重要だ。
以下に、評価の高いオープンソースのローコード開発プラットフォームを3つ紹介する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Excelなどをベースとした顧客・案件管理では、属人化や二重管理が起こりやすく、業務が停滞する原因ともなり得る。こうした問題を解決した6社の事例を基に、ノーコード開発ツールであるkintoneの活用方法を探る。
データ基盤をオンプレミス環境で構築するには、膨大な工数が求められ、困難が伴う。そこで注目したいのが、ETLツールだ。本資料では、オンプレミス環境におけるデータ基盤の構築を支援するETLツールのメリットを解説する。
「ノーコード/ローコード開発ツール」は企業や開発者にどのようなメリットをもたらすのか。AI時代に開発はどのように変わるのか。ノーコード/ローコード開発ツールを活用する上で役立つ基本的な知識をまとめた。
Microsoft が開発したノーコード/ローコード開発用プログラミング言語「Microsoft Power Fx」とはどのようなものか。ノーコード/ローコード開発を取り巻く環境と併せて同社の担当者が解説する。
最新のローコード開発ツールは、生産性の向上や製品化の期間短縮、専門スキルへの依存度低下といったメリットがある。だが、コストやセキュリティ、製品の選定やアプリケーションについては慎重な検討が必要だ。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...