モバイルアプリケーション開発ツールのベンダーは、ローコード/ノーコード開発プラットフォームから、マイクロアプリ、ワークフローアプリに至るまで、多様なオプションを提供している。
高速アプリケーション開発ツールは、組織がビジネスプロセスやワークフローをもっと簡単にモバイル化する助けになる。
エンタープライズモバイルアプリに対する需要はかつてなく高まっている。だがその構築と導入は今も複雑でコストがかさむ。高速モバイルアプリケーション開発ツールは、そうした障壁をなくすことを狙う。
そうしたツールの中には、コーディングのスキルがほとんどあるいは全くない従業員でも、グラフィカルユーザーインタフェースを使ってアプリを構築できるものもある。また、少数のタスク、あるいは1つだけのタスクをこなすシンプルなアプリを開発できるツールもある。
この市場では、複数のベンダーがそうしたさまざまなアプローチを採っている。以下に各社の高速アプリケーション開発ツールを紹介する。取り上げるのは「Alpha Software」「Capriza」「PowWow Mobile」「Sapho」「ServiceNow」の5製品だ。
Alpha Softwareの「Alpha Anywhere」は、ノーコードとローコードの両方の高速アプリケーション開発ツールを提供するプラットフォーム。開発者は、これらのツールを使ってWebアプリやハイブリッドモバイルアプリ(「Adobe PhoneGap Build」との連携を通じて実現)、モバイルフォームを構築できる。
Alpha Anywhereのオフライン機能を利用すれば、同プラットフォームで構築されたアプリのユーザーは、インターネットに接続できない場合でも、自分の端末にデータを保存できる。接続が再開されれば、バックエンドアプリケーションやデータベースとのデータの同期をIT部門が管理できる。
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多くの企業でオフィスDXが進む一方、現場にはアナログ業務が多く残りDXが進んでいない。現場DXを推進し、オフィスと現場のデータを活用するためにはどうしたらよいか。本資料では、ノーコード開発ツールを活用した解決策を紹介する。
工場や倉庫などの現場では、紙中心の業務が今も多く残っている。だが現場DXを進めようにも、人材や予算の不足、システム選定の難しさが障壁となっているケースは多い。この問題を解消する、モバイルアプリ作成ツールの実力とは?
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