モバイルアプリ開発を“爆速化”するツール5選多様なオプションを提供

モバイルアプリケーション開発ツールのベンダーは、ローコード/ノーコード開発プラットフォームから、マイクロアプリ、ワークフローアプリに至るまで、多様なオプションを提供している。

2018年03月08日 09時00分 公開
[Colin SteeleTechTarget]

 高速アプリケーション開発ツールは、組織がビジネスプロセスやワークフローをもっと簡単にモバイル化する助けになる。

 エンタープライズモバイルアプリに対する需要はかつてなく高まっている。だがその構築と導入は今も複雑でコストがかさむ。高速モバイルアプリケーション開発ツールは、そうした障壁をなくすことを狙う。

 そうしたツールの中には、コーディングのスキルがほとんどあるいは全くない従業員でも、グラフィカルユーザーインタフェースを使ってアプリを構築できるものもある。また、少数のタスク、あるいは1つだけのタスクをこなすシンプルなアプリを開発できるツールもある。

 この市場では、複数のベンダーがそうしたさまざまなアプローチを採っている。以下に各社の高速アプリケーション開発ツールを紹介する。取り上げるのは「Alpha Software」「Capriza」「PowWow Mobile」「Sapho」「ServiceNow」の5製品だ。

Alpha Software

Alpha Anywhere Alpha Softwareの「Alpha Anywhere」《クリックで拡大》

 Alpha Softwareの「Alpha Anywhere」は、ノーコードとローコードの両方の高速アプリケーション開発ツールを提供するプラットフォーム。開発者は、これらのツールを使ってWebアプリやハイブリッドモバイルアプリ(「Adobe PhoneGap Build」との連携を通じて実現)、モバイルフォームを構築できる。

 Alpha Anywhereのオフライン機能を利用すれば、同プラットフォームで構築されたアプリのユーザーは、インターネットに接続できない場合でも、自分の端末にデータを保存できる。接続が再開されれば、バックエンドアプリケーションやデータベースとのデータの同期をIT部門が管理できる。

Capriza

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia マーケティング新着記事

news175.jpg

日清食品がカップ麺の1〜5位を独占 2024年、最も手に取られた新商品は?
カタリナマーケティングジャパンは、カタリナネットワーク内小売店における年間売り上げ...

news070.jpg

「イカゲーム」人気にドミノ・ピザも便乗 NetflixとCM共同制作の狙いは?
ケイト・トランブル氏がDomino’sのCMO(最高マーケティング責任者)に正式に就任して初...

news082.jpg

2024年記憶に残った「生成AI活用事例」は? 課長以上に聞くマーケトレンド
アイブリッジは、マーケティング業務に携わっている従業員数100人以上の企業在籍の課長以...