「Microsoft Excel」をはじめとする表計算ソフトウェアを使う際、「行」と「列」をどう使い分けるべきなのか。行と列が果たす役割の違いを踏まえて解説する。
「行」と「列」は、それぞれを組み合わせたときに大きな力を発揮する。例えば元素の周期表は、同じ行(左か右)にある元素の近似性や、同じ列(上か下)にある元素の共通性を可視化するために、行と列の両方を使う。
「Microsoft Excel」や「Google Sheets」(Googleスプレッドシート)、「Apple Numbers」「Apache OpenOffice Calc」といった表計算ソフトウェアは、データを行と列に整理する。表計算ソフトウェアで日付を伴うデータを扱うときは、日付を表の上から下に向かって、列に配置することが一般的だ。各行には費用や売上高といった、その行の日付に対応するデータを入力する。表計算ソフトウェアはこの位置関係を用いて、さまざまな足し算や引き算をする。
表1に、行と列の主な違いをまとめた。
項目 | 行 | 列 |
---|---|---|
整列方法 | 水平 | 垂直 |
順序 | 左から右へ | 上から下へ |
計算 | 和は最終行の下に表示 | 和は最終列の右に表示 |
値 | 一般的に数値 | 一般的に文字 |
データベースでの主な名称 | レコード、エンティティ | フィールド |
米国TechTargetの豊富な記事の中から、開発のノウハウや技術知識など、ITエンジニアの問題解決に役立つ情報を厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
売上高100億円以上の企業に調査 生成AIの「マーケティング」への活用意向は?
ウイングアーク1stは、売上高100億以上の企業に勤務する部長などのマネジメント層535...
Instagramでバカ正直に「広告」を明示するとリーチが下がる? 責任者の回答は……
Instagramの責任者であるアダム・モッセーリ氏は、自身のアカウントでの情報発信シリーズ...
Xは? TikTokは? Metaは? トランプ氏勝利で笑うソーシャル、泣くソーシャル
4年ぶり2度目のトランプ政権が実現することで、主要ソーシャルメディア各社はどのような...