コンピュータを利用する上で、2進法や16進法などの記数法を理解しておくことは重要だ。まずは身近な10進法の基礎知識をあらためて整理しよう。
2進法と16進法は現代のコンピュータの仕組みを支えている。ソフトウェア開発者が幅広い業務をこなせるようにするには、2進法や16進法の知識が必要だ。
われわれが日常生活で使っている10進法と比べると、2進法や16進法は分かりにくい。理解するには、数に関する考え方を少し変える必要がある。本連載は10進法と比べながら、2進法と16進法の仕組みや使い方を紹介する。
まずは10進法について、実例を使って考えよう。10進法の「500」を例に挙げる。
どの記数法でも、各桁は底(基数:1桁の単位を示す数)の累乗として表すことができる。10進法の底は10なので、各桁は10の累乗だ。10進法の500は、次の表1の通り分解できる。
位 | 102 | 101 | 100 |
---|---|---|---|
値 | 5 | 0 | 0 |
つまり10進法の500は、5個の100、0個の10、0個の1(100、10、1はいずれも10進法の数値)を足し合わせた数値だということになる。
米国TechTargetの豊富な記事の中から、開発のノウハウや技術知識など、ITエンジニアの問題解決に役立つ情報を厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。