求職者が学ぶべきプログラミング言語とツール【第1回】
PythonでもRubyでもない「最初に学ぶプログラミング言語」の“王者”はこれだ
プログラミング初心者が学ぶべきプログラミング言語とは何なのか。特にプログラミング関係の職業に就きたい求職者が、最初に学んでおくとよいプログラミング言語を紹介しよう。
どのプログラミング言語から学び始めるのが正解なのか――。これは悩ましい問題だ。「重要なのは1つのプログラミング言語を選び、それを使い続けることだ」。Microsoftでテクニカルフェローを務めるアンダース・ヘイルスバーグ氏は、同社の開発者向け年次カンファレンス「Microsoft Build 2022」でこう述べた。その理由は、「1つのプログラミング言語を習得すれば、他のプログラミング言語を習得するのは比較的簡単だからだ」という。「最初が一番難しい」とヘイルスバーグ氏は語る。
最初に学ぶべきなのは“あのプログラミング言語”
プログラミング関係の職業に就きたい初心者が学ぶべきプログラミング言語とは何なのか。具体例を挙げると、それは
- Java
- JavaScript
- C#
だ。これらは企業向けのアプリケーションやシステムの開発に適しており、企業からの需要がある。「Python」「Ruby」といった初心者になじみやすいプログラミング言語、「Appian」「Google AppSheet」「Mendix」といったノーコード/ローコード開発ツールも、プログラミングの世界に足を踏み入れるための選択肢になる。
本連載は、これらのプログラミング言語やツールの概要を説明する。
学ぶべきプログラミング言語1.Java
「Javaは、企業でのアプリケーション開発において確実な選択肢だ」と、開発者人材会社JobsityのCTO(最高技術責任者)、マウリシオ・ロペス氏は述べる。ロペス氏はJavaを「非常に進化しており、以前のバージョンとはほとんど別物になった」と説明。「安定かつ成熟しており、ある意味モダンだ」と評価する。
Javaを習得すれば、「Scala」といったJavaと互換性のあるプログラミング言語への移行が容易になると、調査会社Constellation Researchのバイスプレジデント兼アナリスト、ホルガー・ミューラー氏は指摘する。「Javaは依然として、他のプログラミング言語を学ぶための、あるいは雇用に役立つスキルの基盤として『王者』だといえる」とミューラー氏は話す。
調査会社RedMonkが発表した、2022年第1四半期(1~3月)のプログラミング言語人気ランキングによると、Javaの人気は3位と、引き続き堅調だ。このランキングの順位は、ソースコード共有サービス「GitHub」における関連プロジェクト数、プログラマー向けQ&Aサイト「Stack Overflow」での関連タグ数(言及状況)を基に、RedMonkが算出した。
第2回は、JavaScriptの概要を紹介する。
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