実力があり、根強いファンがいるにもかかわらず、衰退の危機にあるプログラミング言語は幾つかある。その中から「Haskell」やバージョン6.0以前の「Visual Basic」を取り上げる。
前編「プログラミング言語『Erlang』が熱心なファンを持つのに不人気な“あの理由”」は、実力があるにもかかわらず廃れる可能性のある5つのプログラミング言語のうち、「Erlang」を取り上げた。中編は「Haskell」と、バージョン6.0以前の「Visual Basic」(VB)を紹介する。
HaskellもErlangと同様に、やはり大規模なユーザーコミュニティーを獲得できておらず、長く生き残るのは難しい可能性がある。Erlangと同じく、複雑さが不人気の主な原因になっている。Haskellは豊富なデータ型で、強力な関数型プログラミング(数学的な関数を組み合わせたプログラミング)を可能にしている。それがHaskellのコーディングと、その習得を難解にする原因にもなっている。
技術的に優れていても、習得が難しいと初心者は遠のく。絶滅に至っていないのは、現在も小規模なHaskellコミュニティーが存続しているからだ。しばらくは消え去らないとしても、1990年代初めの公開時に、開発者が期待したほどの影響力をHaskellが得ることは難しい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。