「アドバーサリーシミュレーション」「セキュアコードレビュー」「アプリケーションテスト」――。これらのセキュリティ用語は具体的に何を指すのか。一般的な意味を解説する。
第2回からは、侵入テストを中心とした主要なセキュリティ用語の一般的な意味を解説する。
アドバーサリー(敵対的)という言葉通り、自企業を脅かす脅威や不正侵入を発見して対処する能力を包括的に評価するテストがアドバーサリーシミュレーションだ。具体的には以下のテストを実施する。
セキュアコードレビューは、アプリケーション開発で作成したソースコードを検査(コードレビュー)してセキュリティ上の不備を洗い出す。これにより包括的に脆弱(ぜいじゃく)性を検出できる。プログラムを実行して脆弱性を検出する動的テストでは発見しづらい脆弱性を発見できる場合もある。
Webアプリケーションやモバイルアプリケーションなどの脆弱性を洗い出して検証し、対処の優先順位を付けるための侵入テストがアプリケーションテストだ。
第3回は「ネットワークテスト」について解説する。
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