さまざまな理由で古い「COBOL」プログラムを使い続ければならない組織は、COBOLとどう向き合っていけばよいのか。「COBOLそのものが変わればよい」という考え方もあるが、それは根本的な解決策になるのか。
「COBOL」は古くから基幹システムなど重要なシステムを支えるプログラムの開発に用いられてきたプログラミング言語だ。レガシーなCOBOLプログラミングをそのまま稼働させ続けることはリスクを伴う。システム刷新のために「プライベートクラウド」(リソース専有型クラウドインフラ)など、新しいインフラにCOBOLプログラムを移行させることを検討する組織もあるだろう。
組織はCOBOLプログラムのインフラ移行に付随する問題にも目を向ける必要がある。COBOLプログラムの担当者はたいてい、退職が迫ったベテランの従業員だ。そうした従業員は、業務システムと自社の事業に関する膨大な経験により、高い精度でピンポイントにプログラムを変更できる。
問題はCOBOL業界で新人が育成されていないことだ。大学や専門学校でCOBOLを教えるところは多くないだろう。COBOLは「昔からのIT業務でしか利用されない“死んだプログラミング言語”」になった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...