2021年05月24日 05時00分 公開
特集/連載

Googleの「Java」訴訟勝訴は本当に「開発者の自由」を意味するのか?「API」に著作権はあるのか【後編】

「Java」のAPIの著作権を争いGoogleとOracleが繰り広げた法廷闘争とその結末は、さまざまな意見を呼んだ。この判決はソフトウェア開発者にとってどのような意味を持つのか。

[Darryl K. Taft,TechTarget]

 Oracleは2010年、Googleを相手に訴訟を起こした。当時Oracleが管理していたプログラミング言語および開発環境「Java」のAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)のソースコードをGoogleが「Android」開発で引用したという訴えだ。これに対して米最高裁判所は2021年、Googleのソースコードの利用は著作権法が定める「公正な利用」(フェアユース)に該当するという判決を下した。この判決により、GoogleおよびAndroidの関係者は、さらなる法的措置を起こされる懸念から解放された。

 今回の判決は、開発者が既存ソースコードを利用する際のあらゆる懸念をなくしたのか。住宅ローン金融機関Quicken Loansの技術文化担当ディレクターであるテッド・ニュワード氏は、今回の判決により開発者が受ける影響は「あまりはっきりしていない」と話す。ニュワード氏はJavaコミュニティーで講演者やコンサルタント、講師として活躍している。

結局「開発者の自由」は守られるのか

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