「Java」のAPIの著作権を争いGoogleとOracleが繰り広げた法廷闘争とその結末は、さまざまな意見を呼んだ。この判決はソフトウェア開発者にとってどのような意味を持つのか。
Oracleは2010年、Googleを相手に訴訟を起こした。当時Oracleが管理していたプログラミング言語および開発環境「Java」のAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)のソースコードをGoogleが「Android」開発で引用したという訴えだ。これに対して米最高裁判所は2021年、Googleのソースコードの利用は著作権法が定める「公正な利用」(フェアユース)に該当するという判決を下した。この判決により、GoogleおよびAndroidの関係者は、さらなる法的措置を起こされる懸念から解放された。
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