2020年04月30日 05時00分 公開
特集/連載

「IBM Z」などのメインフレームからクラウドへの移行がすぐには進まない理由Google Cloud Platformのメインフレーム戦略【後編】

GoogleはCornerstone Technologyの買収でメインフレームからクラウドへの移行手段を充実させている。IBMなどのメインフレームベンダーもニーズを維持するための対策に乗り出している。その中身とは。

[Ed Scannell,TechTarget]

 Googleはメインフレームで稼働するアプリケーションのパブリッククラウドへの移行を専門とするCornerstone Technologyを買収した。今回の買収は「大規模ユーザー企業を増やす」という、Googleのトーマス・キュリアン氏の計画を反映している。キュリアン氏はパブリッククラウド「Google Cloud Platform」(GCP)を含む同社のGoogle Cloud部門CEOだ。本稿は前編「Googleが買収したCornerstoneとは? メインフレームアプリをクラウドへ」と中編「Googleが『メインフレーム』からのクラウド移行に目を付けた納得の理由」に引き続き、同社がCornerstoneを買収した背景とその狙いを考察する。

 Cornerstoneのメインフレーム移行技術をGoogleがどう利用しようと、ユーザー企業からの反響は薄い可能性がある。IBMは自社のメインフレーム「IBM Z」で新たなテクノロジーを積極的に利用できるようにしている。OSの「Linux」からコンテナオーケストレーションの「Kubernetes」まで、最新技術はメインフレームで適切に動作する。

メインフレームをクラウドのように利用可能にするIBMの戦略

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