選ぶべき命名規則は
URL命名規則「ケバブケース」「キャメルケース」「スネークケース」「スクリーミングスネークケース」の違いは?
Webサイトにアクセスするために必要なURL。その命名規則にはどのようなものがあるのか。主要な4種を紹介する。
プログラミングの世界で「難しい」と言われている問題に「URLの命名規則」がある。私がWebブラウザ「Firefox」の古いバージョンでインターネットを閲覧していると、URLの命名規則に関する問題に数多くぶつかった。
この問題を掘り下げてみよう。私はURLの命名規則には単語の間をハイフンでつなげる「ケバブケース」を採用した上で、文字を小文字に統一した方がよいと考えている。一方URL命名で注意すべきだと考えていることが幾つかある。以下はその代表例だ。
- 「キャメルケース」を使わない
- 「スネークケース」を使わない
- 「スクリーミングスネークケース」を使わない
以下ではケバブケース、キャメルケース、スネークケース、スクリーミングスネークケースについて詳しく見ていこう。
ケバブケース
URLの命名に関しては、ケバブケースが鉄則だと考えている。単語間にあるハイフンをケバブの串に見立てていることからケバブケースと呼ばれる。以下に例を示す。
ケバブケースの例
https://www.example.com/this-is/a-nice/url-name/
スネークケース
スネークケースは単語間をアンダースコアで区切ったURL命名規則だ。アンダースコアをヘビ(スネーク)に見立てている。アンダースコアで単語間を区切っても、検索エンジンはそれらを複数の単語とは認識しない可能性がある。
スネークケースの例
https://www.example.com/this_is/a_bad/url_name/
キャメルケース
単語の頭文字を大文字にして複数の単語をつなげる命名規則がキャメルケースだ。大文字をラクダ(キャメル)のこぶに見立てている。こちらも人の目で見れば単語間の区切りが分かるものの、機械にとっては分からない。
キャメルケースの例
https://www.example.com/ThisIs/aBad/URLName/
スクリーミングスネークケース
スネークケースのうち、全ての単語を大文字にする命名規則がスクリーミングスネークケースだ。こちらはURLに使う命名規則としては、機械か人かにかかわらず読みにくい。
スクリーミングスネークケースの例
https://www.example.com/DO_NOT/EVER_DO/THIS/
URL命名規則はなぜ重要なのか
命名規則や基準に違反しているURLについて私が文句を言うのは、細かいことにこだわっているからではない。身をもって問題を経験したからだ。古いWebブラウザでインターネットのWebサイトを見ていたら、適切にレンダリングされない画像がたくさんあった。そうしたWebサイトを調べたところ、サーバ内の画像のURLがケバブケースなのに、大文字と小文字の組み合わせで参照されていたことが分かった。
最近のWebブラウザは、こうした場合に必要に応じて調整をする。そのためにこの問題はWebサイトの品質保証チームに見過ごされてしまったに違いない。この問題のせいで古いWebブラウザでは、ユーザー体験が悪化してしまった。この問題は、開発者がシンプルな一貫したURL命名規則に従っていれば、簡単に避けられたはずだ。
命名規則は、WebサイトのURLにとって重要なだけではない。システム連携の設計原則「REST」に準拠したAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)や、アプリケーションの構成要素となる小規模なサービス「マイクロサービス」のURLについても、同じ基準を命名のベストプラクティスに取り入れる必要がある。
適切なURLの命名は、実は容易なことではないが、それほど大変ではない。常に小文字に統一してケバブケースを使えばよいからだ。そうすれば古いWebブラウザを使っている人にも喜んでもらえるだろう。
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