2021年05月12日 05時00分 公開
特集/連載

「Teams」の不正チャットを防ぐMicrosoft 365の機能とは? 有効にするにはTeamsでコミュニケーションコンプライアンス機能を使う4ステップ【前編】

従業員が「Microsoft Teams」でやりとりするチャットを監視するために、IT管理者が取り得る手段が、「Microsoft 365」のコミュニケーションコンプライアンス機能だ。どのような機能なのか。どうすれば使えるのか。

[Andrew Froehlich,TechTarget]

 2020年から2021年にかけて、企業の従業員がビジネスチャットツールを利用する機会は大幅に拡大した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)の影響で、企業の間でオフィス出社から在宅勤務などのテレワークへの移行が進んだことが大きな理由だ。「Microsoft Teams」などのビジネスチャットツールは、従業員が互いに離れた場所で仕事をしながらプロジェクトを進める際に効果を発揮する。

 ビジネスチャットツールが仕事に重要な役割を果たすようになってくると、状況によってはチャットを監視する必要性が生じるようになる。特に法規制に従う必要のある組織ではチャットの監視が重要になる。

 幸いなことにTeamsを含むオフィススイート「Microsoft 365」(Office 365)には、チャットの監視やログ記録といったコミュニケーションコンプライアンス機能を備える。IT管理者はリスク管理を強化するためのポリシーを決めて、Teamsのチャットを監視することができる。ただし実施に当たっては準備が必要だ。組織のIT管理者がTeamsのチャットの監視を始めるために必要な4つのステップを解説する。

ステップ1.Microsoft 365の適切なライセンスがあることを確認する

 Teamsのチャットを監視するにはまず、Microsoft 365の全てのプランでコミュニケーションコンプライアンス機能が使えるわけではないことを知っておこう。現在のライセンスが一般企業向けプランの「Microsoft 365 Business Basic」「Microsoft 365 Business Standard」「Microsoft 365 Business Premium」のいずれかである場合、コミュニケーションコンプライアンス機能を利用するには、大企業向けプランである「Microsoft 365 E3」または「Microsoft 365 E5」にアップグレードする必要がある。

ステップ2.コミュニケーションコンプライアンス機能を有効にする

ITmedia マーケティング新着記事

news081.jpg

デジタルネイティブ世代の過半数は「消費にも自己表現」を意識――電通デジタル調査
コロナ禍でデジタルネイティブの消費行動や価値観が変化しているようです。

news044.jpg

企業SNSが炎上する理由 SDGs観点で考えてみると?
業務でSNSアカウント運用を担当している人に向け、SDGsの観点から、役立つノウハウをお伝...

news121.jpg

Z世代の情報源はSNSが断トツ、ただし信用度ではテレビ番組/CMに軍配――ネオマーケティング調査
1996〜2015年生まれの「Z世代」は何を情報源としているのでしょうか。