メールセキュリティポリシーに必要なこと【前編】

「メールは危ない」と何度でも伝え続けなければいけない理由と、正しい伝え方

人々にとってメールは古くから慣れ親しんだコミュニケーションツールだ。攻撃者がメールを悪用するのも目新しいことではない。それでもメールを使った攻撃が成功し続けているのはなぜか。企業は何をすべきなのか。

 IP電話やWeb会議、IM(Instant Messenger)、ビジネスチャットといったコミュニケーションツールが台頭した今でも、企業にとってメールは主要なコミュニケーション手段であり続けている。メールは攻撃者の基本的な攻撃手段でもある。さまざまなフィッシング詐欺やランサムウェア(身代金要求型マルウェア)攻撃の場として、攻撃者はメールを悪用し続けている。攻撃者の狙いは、諜報(ちょうほう)や恐喝を目的とするデータの窃盗や破壊だ。企業のITセキュリティチームにとって、メールセキュリティポリシーの策定は最優先課題だと言える。

 本連載はメールセキュリティポリシーの目的や盛り込むべき内容、自社のメールセキュリティポリシーを策定、導入するためのヒントを紹介する。

「メールの危険性」を伝え続けなければいけない理由

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