Gartnerに聞くパンデミック後の人事部門【後編】

離職率の高い会社は研修にお金を出さなくなる? Gartnerに聞くその理由

COVID-19のパンデミック後の世界では、人事部門が研修や人材開発ツールにかける費用が減る可能性がある――Gartnerの人事調査責任者がこう考える理由と、企業が今後人事関連ツールに求める要素は何か。

 前編「“コロナ離職”はパンデミック後も終わらない――Gartnerが言い切る理由」に続いて後編となる本稿は、調査会社Gartnerの人事調査責任者であるブライアン・クロップ氏に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)が職場の役割や人事部門の業務に対して、どのような影響を及ぼしたかを聞く。

―― 人事部門は今後、レコグニションツール(注)や従業員エンゲージメント向上ツールといった人材開発ツール、研修にかける費用を増やすでしょうか。

ブライアン・クロップ氏(以下、クロップ氏) 離職率が高い間は、採用活動にかかる費用は増加すると考えている。ただし研修や人材開発ツールなど従業員の能力開発にかける費用が増えるかどうかは定かでない。

離職率が高まっても研修・人材開発費用が増えない“なるほどの理由”

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Patrick Thibodeau
Patrick Thibodeau

人材管理とERP(統合業務)パッケージの分野を主に取材している。20年以上、企業IT分野の記者として活躍し、IT専門メディア「Computerworld」「InformationWeek」の他、雑誌『Federal Computer Week』(FCW)に記事を掲載。American Society of Business Publication Editors(ASBPE:米国ビジネス出版編集者協会)から全米ジャーナリズム賞を複数回受賞している。

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