「人工妊娠中絶」を補助する米国企業が直面する壁【中編】

“中絶旅行”を支援する大手IT企業 その理由と大きなリスクとは?

米国で、人工妊娠中絶を憲法上の権利として認める過去の判例が覆された。こうした中、希望する従業員に「人工妊娠中絶を禁止していない州への旅費」を支払うと表明する企業がある。米国企業の動きを紹介する。

 米国連邦最高裁判所は2022年6月、人工妊娠中絶を憲法上の権利として認めた「ロー対ウェイド判決」を覆す判決を下した。それに伴い、州によっては人工妊娠中絶手術の禁止に乗り出した。労働・雇用問題に詳しい弁護士で、法律事務所MLE Lawの創立者兼パートナーのマイケル・エルキンス氏は、企業は人工妊娠中絶に関する各州の動きを「入念に調べておく必要がある」と話す。

“中絶旅行”を補助するIT企業が抱える大きなリスクとは?

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Patrick Thibodeau
Patrick Thibodeau

人材管理とERP(統合業務)パッケージの分野を主に取材している。20年以上、企業IT分野の記者として活躍し、IT専門メディア「Computerworld」「InformationWeek」の他、雑誌『Federal Computer Week』(FCW)に記事を掲載。American Society of Business Publication Editors(ASBPE:米国ビジネス出版編集者協会)から全米ジャーナリズム賞を複数回受賞している。

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