TikTokビジネス活用「7つの方法」【第3回】
TikTokで“バズりたい”なら「動画は自作すべし」と考えてはいけない
「TikTok」を自社のマーケティングツールとしてうまく活用するには、他のエンドユーザーの力を借りることが重要だ。どうすればいいのか。「ハッシュタグチャレンジ」などの役立つ手段を紹介する。
ByteDance傘下のTikTok社が運営するショート動画共有サービス「TikTok」を自社マーケティングに活用する際、企業はまずTikTokの仕組みを知る必要がある。TikTokを通じて他のエンドユーザーと交流し、自社の知名度を高めるにはどうすればよいのか。TikTokビジネス活用法の7つのポイントのうち、3つ目~5つ目を取り上げる。
3.TikTok動画を「自ら作る」にこだわらない
併せて読みたいお薦め記事
連載:TikTokビジネス活用「7つの方法」
「TikTok」の利用が広がっている
自らショート動画を作成し、投稿するだけが、企業のTikTok活用法ではない。他のエンドユーザーが投稿したショート動画を活用することも有効な手段だ。企業はエンドユーザーに、自社商品を扱ったショート動画の作成や投稿を促すことによって、マーケティングにTikTokを活用しやすくなる。自社商品に関するショート動画をエンドユーザーに作成してもらえる流れを作るためには、下記のことが有効だ。
- 自社ブランドのハッシュタグ(「#」から始まる分類用単語)を作成する
- 「ハッシュタグチャレンジ」(詳細は後述)を開始する
- インフルエンサー(他のエンドユーザーの行動に影響を与えるTikTokユーザー)と連携する
4.TikTokの「ハッシュタグチャレンジ」を利用する
TikTokのハッシュタグチャレンジとは、TikTokのエンドユーザーに特定のハッシュタグを付けたショート動画の作成・投稿を促す広告キャンペーンを指す。企業はエンドユーザーの発想力やショート動画作成スキル、影響力を生かし、自社商品に関するショート動画を充実させることができる。
企業はハッシュタグチャレンジを利用するに当たり、新商品発売やイベント開催、ブランド認知度の向上といった具合に、目標を設定する必要がある。ここで目標を分かりやすく設定することが、ハッシュタグチャレンジの成否を決める。
ハッシュタグチャレンジの成功例を挙げよう。歯磨剤(歯磨き粉)をはじめとした日常生活用品を手掛けるColgate-Palmoliveは、母の日に合わせて「#MakeMomSmile」(お母さんに笑顔を)というハッシュタグチャレンジを開始した。同社は参加するエンドユーザーに、機知に富んだキャッチフレーズや詩といった形で、母親を笑顔にする方法を考え出すよう求めた。この設定が奏功し、同社はこのハッシュタグチャレンジで約54億のビュー(視聴数)を獲得した。
5.TikTokの「アルゴリズム」を知る
TikTokの「おすすめ」というフィード(投稿一覧)は、アルゴリズムによってエンドユーザーの興味を分析し、生成されている。企業はこのアルゴリズムの仕組みを把握すれば、ターゲットとするエンドユーザー向けのショート動画を作成しやすくなる。アルゴリズムには次の要因が影響を与える。
- エンドユーザーの地域
- トレンドになっているハッシュタグと楽曲
- エンドユーザーの行動
一方で次の要因はアルゴリズムには影響しない。
- ショート動画の投稿時期
- フォロワー(ファン登録)数
第4回はTikTokの7つの活用法のうち、6つ目と7つ目を紹介する。
TechTarget発 世界のインサイト&ベストプラクティス
米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
TechTarget発 世界のインサイト&ベストプラクティス
米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。
この記事の著者
関連記事
新着ホワイトペーパー PR
-
製品資料
[株式会社kickflow] 2社の事例に学ぶワークフロー改革:属人化解消や年数万件の申請書類削減のコツ -
製品資料
[NTTPCコミュニケーションズ株式会社] 「回線速度不足」だけが原因ではない? Web会議の遅延を解決する方法とは -
製品資料
[東京エレクトロン デバイス株式会社] 工場の可用性向上に重要な「7つの領域」と対策 OTセキュリティ強化の基礎知識 -
製品資料
[リコージャパン株式会社] 問い合わせ対応で本来の業務が進まない、総務や情シスの負担をどう減らす? -
製品資料
[リコージャパン株式会社] 自社データから高精度な回答を生成、簡単に生成AIチャットボットを構築する方法
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
ITエンジニア1265人調査 生成AIを使い込むほど「人の確認」が重い理由
-
2
全社標準Copilotに絶望? MS Copilotで問い合わせ6割減できた企業は何が違った
-
3
Microsoft製品でここまで自動化できる 情シスがやめられる手作業10選
-
4
脱VMwareの前提が崩れる BroadcomのVDDK公開停止で確認すべき点
-
5
「Copilot」はなぜ放置される? “議事録要約止まり”を脱する処方箋
-
6
「Microsoft一択」で本当にいいのか 知らぬ間にライセンス費用が膨らむ真相
-
7
音声もFAXもメールで確認――ユニファイドメッセージの業務効果
-
8
AI活用か新たな脅威か OpenAI自律エージェントがRubyGemsを急襲
-
9
IT予算が10%増えたら何に使う? 著名企業のCIOが明かす「最優先の投資先」
-
10
APIキー奪取から3時間でクラウド掌握 Anthropicが暴いた「バイブハッキング」の現実的な防御策
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
JR西日本ITソリューションズが「監視業務の属人化」を解消した方法とは?
-
2
生成AIで文書活用を進めるには? 効率化と安全性をどう両立する
-
3
インシデント対応工数を約3割削減、東京ガスの事例に学ぶ監視体制刷新のコツ
-
4
Windows PCとMacの選択制で生産性向上 LINEヤフーが実践する運用管理方法とは
-
5
少額減価償却資産が40万円未満へ拡大、令和8年度税制改正で押さえるべき変更点
-
6
「Google Workspace」活用事例34選、先進の生成AIによる組織変革の全貌
-
7
国税庁の次世代基幹システム「KSK2」稼働開始に向けて、対応すべき変更点とは?
-
8
「オンプレミス回帰」せざるを得ない“合理的な理由”
-
9
Linuxのスキルを証明する“激推し”の認定資格はこれだ
-
10
AI時代に成功するための「ナレッジマネジメント」ベストプラクティス
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー