「メタバース」ブームは再燃するのか【後編】
オワコン化したはずの「メタバース」が“あの40万円超えHMD”で大復活の予感
沈静化した「メタバース」ブームを再び巻き起こす可能性があると専門家がみるのが、「ヘッドマウントディスプレイ」(HMD)市場での“ある動き”だ。HMD市場で何が起こっているのか。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)時、対面コミュニケーションを避ける手段として白羽の矢が立ったのが、巨大仮想空間「メタバース」だった。その後メタバースブームは沈静化したものの、メタバースの主要な関連技術である「ヘッドマウントディスプレイ」(HMD)市場における“ある動き”で、メタバースブームが再燃する可能性があるという。その動きとは。
高いけど気になる“あの40万円超えHMD”
併せて読みたいお薦め記事
連載:「メタバース」ブームは再燃するのか
ビジネスにおけるメタバースの可能性
企業が拡張現実(AR)技術や仮想現実(VR)技術といったメタバース関連技術を活用する上で、HMDは欠かせない要素だ。エンドユーザーはHMDを装着することで、メタバースの3D(3次元)空間に没入しやすくなる。
2023年6月、AppleはHMD「Apple Vision Pro」を発表し、HMD市場に参入した。同社はApple Vision Proについて「デジタルコンテンツと現実世界をシームレスに融合しながら、エンドユーザーが現実世界とのつながりを保てる革新的な『空間コンピュータ』だ」と説明する。
Apple Vision Pro用のOSとして、Appleは「visionOS」を開発した。visionOSは目と手、声を使った操作を可能にすることで、HMDにおけるアプリケーションの操作性を向上させている。調査会社Deep Analysisの創設者アラン・ペルツシャープ氏は「Apple Vision Proの登場によって、今後数年間はAR/VR技術への関心が復活する」とみる。
HMDは総じて、PCなどのクライアントデバイスの周辺機器としては比較的高価だ。「HMDが企業やコンシューマーにとって身近な機器になるためには、価格を下げる必要がある」とハックル氏は語る。例えばApple Vision Proは米国価格3499ドル(約49万3800円)、Meta PlatformsのHMD「Meta Quest 2」は米国価格300ドル(国内税込み価格4万7300円)だ。
TechTarget発 世界のインサイト&ベストプラクティス
米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
TechTarget発 先取りITトレンド
米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
「Excel至上主義」の終わらせ方 丸2日の手作業地獄から情シスと現場を救うには
-
2
急増する「AIはこう言ってる」マン 判断を狂わせる「AI忖度」を防ぐには?
-
3
取手市がVDIと決別した理由 更改費用「4倍超」を約1.7倍に圧縮
-
4
221人調査で分かった「情シス最大のストレス」は?
-
5
「データストレージの活用方法」に関するアンケート
-
6
「AI時代の統合基盤・エンタープライズAI管理」に関するアンケート
-
7
自宅のWi-Fiが「遅い」「途切れる」本当の原因は? Dellが推奨する鉄則
-
8
100億円の「Linux更新」を回避 みずほ銀行が選んだ“おきて破り”のRHEL延命策
-
9
本当に安いPCで十分か? “すぐ重くなる”を防ぐノートPC選びの絶対条件
-
10
Claudeの不可視透かしに批判殺到 著作権消失や誤判定に潜む企業リスク
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
年収2000万「クラウドセキュリティのプロ」になれる資格とは
-
2
セキュリティソフトをすり抜ける標的型攻撃メール、不審メールの見破り方とは?
-
3
Windows Updateの通信集中で回線が逼迫、ネットワーク刷新事例に学ぶ解決策
-
4
財務を戦略的組織へ進化させるAI活用術、4つの主要な障壁と解消方法
-
5
「NAS」「SAN」「DAS」は何が違う? いまさら聞けないストレージの基礎
-
6
“あのファイル転送”で暗躍するノーウェアランサム
-
7
標的型攻撃メールを見破るには? サンプル文面を例に傾向を解説
-
8
商用利用の安全性を確保し大量のコンテンツを高速で生成する、AI活用の秘訣
-
9
マンガで解説、1日で生成AI環境を構築できるワークショップの中身とは?
-
10
Dark AIが台頭する時代の新発想、「より高度なAIで対抗する」具体的方法とは?
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー