脆弱性が解消しない「Microsoft Outlook」【前編】

Outlookで発見された「ゼロクリック攻撃」につながる脆弱性とは

「Microsoft Outlook」の脆弱性を調査していたAkamaiは、組み合わせて攻撃に使われる可能性がある2つの新しい脆弱性を発見した。脆弱性が発見された経緯と、これらの脆弱性の仕組みを詳しく解説する。

 セキュリティベンダーのAkamai Technologies(Akamai)は、Microsoft製品の脆弱(ぜいじゃく)性を調査する中で、OS「Windows」の脆弱性「CVE-2023-35384」と「CVE-2023-36710」を発見した。攻撃者はこれらを悪用することで、メールクライアント「Microsoft Outlook」にゼロクリック攻撃(エンドユーザーの操作を必要としない攻撃)を仕掛けられるようになる。これらの脆弱性が発見された経緯と共に、注意すべき点を解説する。

相次いで見つかったOutlookの脆弱性とは

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