LinuxとWindowsの本質に迫る【第3回】

「Windowsが好きな人」「Linuxにハマる人」を分ける根本的な違い

長年比較されてきたWindowsとLinux。その違いを理解する鍵は、OSの中核「カーネル」にある。ハイブリッド型のWindowsと、モジュール性に優れたLinux、それぞれの強みと制約を整理する。

 長年にわたって比較の対象になってきた「Windows」と「Linux」。この2大OSをより深く知るには、OSの中核ソフトウェアである「カーネル」の仕組みを押さえることが近道だ。本質的な違いは、このカーネルの設計思想にこそある。

 Windowsは、「モノリシックカーネル」(基本機能をひとまとめにした設計)と「マイクロカーネル」(機能をできるだけカーネルの外に分離する設計)の特徴を組み合わせた“ハイブリッド型”を採用している。オープンソースかつコミュニティー主導で開発され、モノリシックカーネルを基盤とするLinuxとは異なる進化を遂げてきた。本稿は、Windowsカーネルの設計や制約、Linuxとの相違点をひもときながら、設計の違いが実用面にどのように影響するのかを掘り下げる。

WindowsとLinuxの根本的な違い

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