ホワイトペーパーレビュー
要件定義のポイントが分かる3つのホワイトペーパー
ERPなどのアプリケーション開発を成功させる上で重要になる要件定義。複数の部門が関与するだけにその作成は簡単ではない。要件定義を成功させるポイントが分かる3つのホワイトペーパーを紹介する。
ERPなどのアプリケーションを開発する際に、必要な機能や性能などをまとめる「要件定義」。企業情報システムの開発では必須の上流工程だが、これに失敗するとユーザーにとって使い勝手が悪かったり、不十分な性能のアプリケーションになってしまう。また開発中に要件定義が変わってしまい、開発期間が超過、開発コストが増大した“失敗プロジェクト”を生み出すケースもある。いかに要件定義を成功させるか。役立つホワイトペーパーを紹介する。
認識ギャップ解消で要件定義を成功させる
要求どおりのシステムが出来上がらない?「エンドユーザーもにっこり」の要件定義
要件定義が難しいのは参加者が多く、それぞれが別々の完成型をイメージしているからだ。要件定義に関わるのは、実際にアプリケーションを利用するエンドユーザーの他、開発を委託するシステム部門、そして開発作業を行うシステムインテグレーター(SIer)など。要件定義はこの3者がコミュニケーションを取って行う必要があるが、アプリケーションという目に見えるモノがない状態のために、認識のギャップが起こりやすい、とこのホワイトペーパーは指摘する。
要件定義を成功させるポイントは、エンドユーザーの業務プロセスも含めて要件を精査し、お互いが納得できるようにすることだ。その際はフローチャートなどを活用し、明確な仕様を作成することが重要となる。また最近の要件定義では、文書だけの要件定義から、アプリケーションのモックアップも使った要件定義が増えている。これによってシステム開発に詳しくないエンドユーザーであっても、アプリケーションの実際の動きを確認でき、納得しながら作業を進めることができる。要件定義の問題点を明らかにし、解決策を知りたいと考えている読者に最適なホワイトペーパーだ。
ツールによるモニタリングで要件定義を標準化
ソフトウェア開発の手戻りを激減させる「7つのベストプラクティス」
従来型のウォーターフォール開発に加えて、最近注目をされているのは設計や仕様の変更に柔軟、機敏に対応するアジャイルソフトウェア開発だ。企業によってはウォーターフォール開発、アジャイル開発と複数の開発手法が混在しているケースもあるだろう。このように複数の開発手法を用いている企業では、要件定義に関して以下の3つを押さえることが重要とこのホワイトペーパーは説明する。
- 企業レベルでの要件管理の標準化
- 要件の記述や準拠をより容易にするための共通言語
- プロジェクトが要件を満たしているか確認するためのトレーサビリティ
上記の3つのポイントがきちんと守られているかを確認するためには、単にガイドラインを作るだけではなく、システムによるモニタリングが重要となる。要件定義から始まり、アプリケーションの開発、テスト、定着までの一連のプロセスで、管理とモニタリングが必要で、このような考え方を「アプリケーションライフサイクルマネジメント」(ALM)という。このホワイトペーパーではALMが求められる背景と、ALM実行のためのツールを紹介している。
アプリケーション開発全体を効率化するALM
上記で触れたALMの詳細を説明するホワイトペーパー。ALMはアプリケーション開発において要件定義から実装/メンテナンスまでをライフサイクルとして捉え、全体の効率化を支援する。特にこのホワイトペーパーではALMを実施するためのツール選びについて説明している。ALMツールを導入することで企業は、アプリケーション開発における生産性の向上や開発プロセスの学習支援、データの統合、統計分析、リポート、繰り返し行われるプロセスの自動化などのメリットを得ることができる。
しかし大企業では複数の開発で複数のALMツールが同時に使われるケースもある。ALMツールがそれぞれ統合型のリポジトリを構築するタイプの場合、複数のツール間でデータの連携ができず、企業全体での不整合や非効率を生みかねない。ホワイトペーパーは、ALM実行で生まれるこの新しい課題に答えている。
今回紹介したホワイトペーパー以外にも、ホワイトペーパーダウンロードセンターでは、要件定義の課題解決の参考となる技術文書や製品資料、事例紹介などを掲載している。ぜひダウンロードしてご活用いただきたい。
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