2015年05月01日 08時00分 UPDATE
特集/連載

AWSやAzureなどで実例を解説もう誰も信じない「性悪説セキュリティ」のススメ

性善説ではなく性悪説に立った「ゼロトラストセキュリティ」。物理環境での実現には制限もあるが、仮想化とクラウドの普及で実現が容易になってきた。具体的な製品/サービスを例に解説する。

[Keith Townsend,TechTarget]
画像 マイクロセグメンテーションがゼロトラストセキュリティの福音に(出典:ヴイエムウェア「VMware NSX」の製品資料)

 「ゼロトラストセキュリティ」とは、ユーザーやインタフェース、アプリケーションなどを自動的には“信用しない”という姿勢を取るセキュリティモデルである。ゼロトラストセキュリティを物理的に実装すると、トラフィックは一元管理されたセキュリティデバイスを通過することになる。

 ゼロトラストセキュリティでは、1台のデバイスで全てのトラフィックをフィルター処理しなければならないので、システムの拡大に応じたポリシー適用に対処するのは容易ではない。ただしシステム基盤やネットワークを仮想化していたり、クラウドサービスへ移行している場合は、比較的容易に対処できる。

 データセンターでは、ハイパーバイザーベースのネットワークの副産物である「マイクロセグメンテーション」によって、ゼロトラストセキュリティを大規模で適用可能だ。マイクロセグメンテーションは、ネットワーク仮想化の仕組みを用いて、論理的にセグメントを最小化する仕組みである。

 以前は米動画配信サービスのNetflixでクラウドアーキテクトとして働き、今は米ベンチャー投資会社のBattery Venturesで技術担当者として働いているエイドリアン・コッククロフト氏のポッドキャストによると、クラウドサービスには元来、マイクロセグメンテーションの機能が備わっていることが多いという。

 以下では、さまざまな仮想化製品とクラウドサービスにおけるマイクロセグメンテーションとゼロトラストセキュリティの機能を紹介する。

関連記事

news05.jpg

攻撃者をおびき寄せる目的で構築される「ハニーポット」。その役割を専用システムではなく通常の端末に担わせることで、マルウェアの早期発見・早期対処につなげる手法が議論を呼んでいる。


VMware NSX

この記事を読んだ人にお薦めのホワイトペーパー

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

Loading

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news019.jpg

スタンプラリーにポイントカード、顧客満足度向上の決め手を調査から読む
顧客満足度の高い企業、ポイントカードやクレジットカードの保有枚数にスタンプラリー企...

news114.jpg

NTTドコモと博報堂、O2Oマーケティング分野における業務・資本提携に合意
NTTドコモと博報堂は業務・資本提携について合意したと発表した。O2Oマーケティング分野...

news095.jpg

KABUKI、EC事業者に広告収入をもたらすEC特化型広告配信ネットワーク「アド・アトリエ」を提供
次世代型ECモール「kabukiペディア」を運営するKABUKIは、EC特化型広告配信ネットワーク...