2018年02月20日 09時00分 公開
特集/連載

Docker、Kubernetes、マイクロサービスをマスターDockerのスキル習得に欠かせない主要コンポーネントを解説

「Docker」と「Kubernetes」の導入が進むにつれて、企業ではコンテナのスキル需要が高まっている。本稿で紹介するトレーニングと認定資格を利用して、クラウドに関する履歴書項目を増やしてほしい。

[Paul Korzeniowski,TechTarget]

 とどまるところを知らないコンテナ市場の勢いによって、一部のクラウド専門家はスキルの見直しを迫られている。451 Researchのアナリストによると、2016年に7億6200万ドルだったアプリケーションコンテナの市場規模は、2020年には27億ドルに成長する見込みだという。年平均成長率は40%にも上る。

 この成長に備えるべく、IT担当者には3つのテクノロジーについての知識を増強することをお勧めする。そのテクノロジーとは、「Docker」「Kubernetes」「マイクロサービス」だ。幸い、コンテナには各種トレーニングと認定資格の制度が用意されている。

Docker

 コンテナと聞くと、Dockerが連想されるといっても過言ではないだろう。Dockerは2013年3月に誕生したオープンソースのコンテナエコシステムだ。

 Dockerのスキルを習得する方法は幾つかある。オンライントレーニング会社のEdurekaは、Dockerの主要コンポーネントを対象とした認定資格の制度を提供している。具体的には、「Docker Hub」「Docker Compose」「Docker Swarm」「Dockerfile」「Docker Engine」だ。

Dockerのコンポーネント
コンポーネント 説明
Containerd コンテナの全ライフサイクルを管理するLinuxとWindows用の主要コンテナランタイムデーモン
Swarmモード ネットワークワークロードのスケジュールと分散を自動で行い、フェイルオーバーのためにシステムの冗長性を生み出すコンテナのクラスタリングとオーケストレーションツール
Docker Compose 1つのコマンドで複数のコンテナアプリケーションサービスを初期化、終了、構成できるようにするツール。また、コンテナのステータスを確認、ログ出力をストリーミング、シングルインスタンスプロセスを実行することもできる
Docker Hub オープンソースコミュニティーが使用、コラボレーション、トラブルシューティングするために無料でダウンロードできる事前構成されたコンテナイメージのリポジトリ
Docker Trusted Registry Dockerイメージの保管と配布について制御と所有権を強化するDocker Hubの類似サービス
Docker Cloud ユーザーのホストにイメージをデプロイするホスト型のレジストリサービス
Docker Datacenter Swarmモード、Docker Engine、Universal Control Plane、Content Trust、Trusted Registryを集約した企業向けのコンテナ管理とセキュリティの機能
Docker Engine Dockerの全てのコンポーネント、サービス、ツールの実行基盤となるソフトウェアテクノロジー
Docker Content Trust Dockerのリモートレジストリ所有者がユーザー署名とイメージタグを検証できるようにする整合性の検証ツール
Universal Control Plane ユーザーのオンプレミスにある仮想クラウドにインストールされるクラスタ管理ユーザーインタフェース
Dockerfile 「docker build」という1つのコマンドでコンテナイメージを作成するテンプレートスクリプト
Docker Machine Docker Engineを使用してDockerのホストを作成および管理するツール

Dockerのトレーニングコース

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