Windows 8.1追加機能から予想
待望の「Windows 9」登場へ、思わず手が伸びる新機能とは?
「Windows 9」(仮称)は思ったよりも早くリリースされそうだが、「Windows 8.1」と同じスタートメニューや管理機能の強化が含まれることになるのだろうか。次期OSを予想した。
「Windows 8」の市場シェアは低迷しており、「Windows 9」(仮称、コード名「Threshold」)への期待が高まっている。だが、Windows 9では「Windows 7」にないどんな新しい機能が提供されるのだろうか。「Windows 8.1」で加えられた改良点から推測すると、Windows 9は米Microsoftの次なる目玉になりそうだ。
正真正銘のスタートメニューが復活
Windows 8.1で新しく追加された機能として、クラウドのファイル同期に使う「ワークフォルダー」、BYOD(私物端末の業務利用)管理を支援する「ワークプレースへの参加」、マルウェア対策用「Windows Defender」の改良が挙げられる。これらの分野はWindows 9でもさらに強化されると筆者は予想する。例えば、「Active Directory」と「グループポリシーオブジェクト」による集中管理機能の向上だ。また大きな収入源であるクラウド分野には、ますます力を入れてくるだろう。
Microsoftは、Windows 9で、Windows 7のような標準的なデスクトップにより近い形に戻す予定があるらしい。うわさによると、Windows 8.1のスタートボタンとは違う正真正銘のスタートメニューも復活させ、メニューの右側は「Modern UI」型のタイル表示に、左側は従来型のリンク表示にして最近使ったプログラムの一覧を示すという。
企業にとってはあまり重要ではないかもしれないが、新型のWindows“アプリ”を従来のデスクトップアプリケーションと同じウィンドウで実行できるようになるようだ。これは米ソフトウェア開発ベンダーStardockの「ModernMix」が提供する機能と似ている。「Windows Aeroグラス」も復活するという話だ。
Windows 9はWindows 8.1の改良点を踏襲するのか
Windows 8からWindows 8.1への改良はおおむね好評だった。Microsoftがユーザーインタフェースやセキュリティ、エンタープライズの機能拡充に焦点を置いたのは、ユーザーと市場がそれを求めたからだった。企業はコンピューティング環境の急激な変化を望まない。
だが、IT管理者とセキュリティ管理者に歓迎されるのは、デスクトップ管理とセキュリティの改良だ。こうした改良は、彼らの仕事を楽にするものであって、難しくするものではない。この点がWindows 8.1にとって救いだった。Windows 9もIT関係者の間では肯定的に受け入れられるだろう。
Windows 8の市場シェアは12%超あるといっても、過去の「Windows ME」や「Windows Vista」と同様におぼつかない。企業利用においてはなおさらといえよう。筆者自身は、設定さえうまく調整すればWindows 8もいいと思うのだが、ユーザーの否定的な見方は今後も尾を引きそうだ。
一方で「Windows 8.1 Update 2」公開のうわさが飛び交っているが、Microsoftの先日のブログ投稿によれば、当面その予定はないらしい。いずれにしても、2015年春には、大幅に改良されたOSがWindows 9として姿を現すことになるだろう。できればWindows 8.1で実現してほしかったが、Windows 9こそは、企業向けに設定をわざわざ変更しなくても、そのまますぐに使えるOSになると期待している。
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