進化を遂げるコンテナのセキュリティ技術

「Dockerを使わない理由」はもうない? コンテナのセキュリティ技術が充実へ

ハイパーバイザーと比べて利点が多いコンテナだが、セキュリティについて不安の声があることも事実だ。昨今、その課題解消に向けた動きが活発化し始めた。

Docker 昨今の“コンテナブーム”の火付け役であるDocker(画面はDocker公式サイト)《クリックで拡大》

 サーバ仮想化を実現する標準的な手段であるハイパーバイザー。そのアーキテクチャには基本的な欠点があることは、何年も前からよく知られている事実だ。

 ハイパーバイザーによるサーバ仮想化では、各仮想マシン(VM)で任意のゲストOSを実行できる。これは同一の物理サーバ内に「Windows」を稼働するVMと「Linux」を稼働するVMが共存できることを意味する。

 ただし、クラウドサービス事業者レベルのインフラ規模では、特定の物理サーバで複数のゲストOSを稼働する必要性はそれほどない。VMの数がそこまで多くなると、ゲストOSの種類が多くても柔軟性が向上するわけではないからだ。またハイパーバイザーによる仮想環境では、特定の物理サーバに何百ものゲストOSのコピーが存在し、大量のメモリが消費されてしまう可能性がある。

「コンテナ」への期待と不安

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この記事の著者

Jim O'Reilly
Jim O'Reilly

ITベンダーGermane Systems(Mercury Systemsが買収)のエンジニアリング担当バイスプレジデントを務め、米国海軍向けのサーバとストレージ開発を率いた。IT分野のスタートアップの経営に携わる他、クラウドコンピューティングのコンサルタントとして活躍した経験も持つ。

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