「エンドポイントセキュリティ」再浮上のなぜ【第3回】

次世代エンドポイントセキュリティの大本命? CSIRTを救う「EDR」とは何か(1/3 ページ)

インシデントレスポンスの重要性が高まるのに呼応し、エンドポイントセキュリティも進化を続ける。その具体像として充実し始めた「EDR」製品とはどのような製品なのか。

 連載第2回「『次世代エンドポイントセキュリティ』は今までのウイルス対策と何が違うのか」では、エンドポイントセキュリティのニーズが高まっている理由として「高度なサイバー攻撃への対処」に注目。サイバー攻撃の進化やそれに対抗する技術について紹介した。今回はもう1つの理由である「インシデントレスポンスへの活用」に焦点を当てる。

 前回の記事でも述べた通り、攻撃を100%防ぐセキュリティ対策は存在しない。そのため企業には侵入されることを前提とした体制作り、つまりセキュリティインシデントに対処するインシデントレスポンスのための体制作りが求められる。

 インシデントレスポンスを担う組織を一般に「CSIRT」(Computer Security Incident Response Team)という。このCSIRTの業務をエンドポイント側でサポートするセキュリティ製品を、最近「EDR」(Endpoint Detection and Response)と呼ぶようになった。このEDR製品こそが、まさに「インシデントレスポンスへの活用」を想定した次世代エンドポイントセキュリティの具体像なのだ。

そもそも「インシデント」とは何か

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「エンドポイントセキュリティ」再浮上のなぜ

エンドポイントセキュリティを取り巻く動きが活発化している。その理由とは何か。ベンダーはどう動き、どのような製品/技術を世に出し始めているのか。徹底解説する。

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この記事の著者

阿部淳平
阿部淳平

前職含めて約10年にわたりセキュリティ製品を担当し、ファイアウォール・IPS製品などの提案、評価、検証、技術サポートを実施。現在はエンドポイントセキュリティを含めたさまざまなセキュリティ製品を組み合わせた、新しいソリューションの開発にも取り組んでいる。

尾山和宏
尾山和宏

2013年からセキュリティ製品を担当し、エンドポイントセキュリティやネットワークセキュリティ製品についての提案、評価、検証、技術サポートを行うとともに、最新のセキュリティトレンドについての調査や実際の製品を使用した検証を行っている。

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