2016年01月26日 08時00分 UPDATE
特集/連載

「エンドポイントセキュリティ」再浮上のなぜ【第1回】枯れたはずの「エンドポイントセキュリティ」が再び“熱い技術”になった2つの理由 (1/2)

ネットワークセキュリティベンダーや新勢力のベンダーが、相次いでエンドポイントセキュリティ市場に参入している。なぜ今、エンドポイントセキュリティを取り巻く動きが活発化しているのか。

[阿部淳平, 松尾咲季,ネットワンシステムズ]

 サーバやクライアント端末といった社内デバイスの末端を保護する「エンドポイントセキュリティ」。最近、その動きが活発化している。

 エンドポイントセキュリティ自体は目新しいものでない。インターネット黎明(れいめい)期から、マルウェア対策ソフトウェアをはじめ、エージェントをクライアントやサーバ端末に導入するタイプのセキュリティ製品が存在した。主なベンダーは、老舗ベンダーの米Symantec、トレンドマイクロ、ロシアKaspersky Lab、米Intelのセキュリティ事業部門Intel Security(McAfee)などそうそうたる顔ぶれだ。実際、IT製品分野ごとのベンダーの位置付けを分類した米調査会社Gartner「マジック・クアドラント」の各分野でリーダーポジションに君臨するベンダーも少なくない。

 つい最近まで飽和状態だといわれていたエンドポイントセキュリティ市場。だが近年、ネットワークセキュリティの大手ベンダーが次々とこの市場に参入し始めた。一例を挙げると、米Palo Alto Networks、米Cisco Systems、米Fortinet、イスラエルCheck Point Technologies、米FireEyeなど、こちらもキープレイヤーばかり。さらに、FFRIや米Tanium、米Confer Technologies、米CrowdStrikeなど、この分野のノウハウを持ったエキスパートが集う新勢力の立ち上がりも好調である。

 再び活気づくエンドポイントセキュリティ。その理由は、近年需要が高まりつつある2つのニーズによるところが大きい。1つ目は、標的型攻撃に代表される高度なサイバー攻撃への対処。2つ目は、インシデントレスポンスへの活用だ。

ニーズ1:高度なサイバー攻撃への対策

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