コンフィデンシャルコンピューティング始動【前編】

データの「最後の弱点」を解決するコンフィデンシャルコンピューティング

保管中のデータと転送中のデータについては暗号化による保護の方法論が確立している。だが処理中のデータは無防備で、漏えいの危険性がある。これを抜本的に解決する取り組みが始まった。

 米サンディエゴの爽やかな気候の中、Open Source Summitが開催された。同イベントが発信したニュースの中で本誌が注目したのは、Linux Foundationの発表だ。Linux Foundationは、同イベントで非営利団体「Confidential Computing Consortium」(CCC)の設立を明らかにした。

 CCCの目標は、「Confidential Computing」(コンフィデンシャルコンピューティング)の導入促進、企業レベルでのコンフィデンシャルコンピューティングの利用奨励、そしてセキュアなエンクレーブ(隔離領域)の導入と開発を簡素化するグローバルな技術標準の推進だ。

 ところで、コンフィデンシャルコンピューティングとは何だろうか。

コンフィデンシャルコンピューティングとは

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